2024年4月25日、浙江渓口千丈岩ロープウェイのリニューアル工事（以下「渓口ロープウェイ」）は国家旅客索道試験検査センターの受入検査に合格しました。この索道は、寧波市渓口旅遊開発股份有限公司が投資・建設し、北京起重運輸機械設計研究院有限公司（以下「北起院」）が設計・製造しました。

　　2009年、北起院は西湖で国内初の自主知的財産権を有する自動循環式索道を建設し、外国企業による独占状態を打破し、北起索道の新たな時代を切り開きました。寧波市渓口旅遊開発股份有限公司の優秀な運営チームの管理の下で、2023年5月まで、渓口ロープウェイは15年間安全に運営されていました。第6回世界仏教フォーラムの開催に合わせ、渓口ロープウェイはついにリニューアルの時期を迎えました。リニューアル完了後、渓口ロープウェイの全長は450.89メートル、標高差は221.25メートルで、途中に6本の支柱が設けられ、設計運行速度は5メートル/秒、1時間当たりの片方向輸送能力2000人です。2024年4月25日、渓口ロープウェイのリニューアルが完了し、北起院が建設した自動循環式索道の数は129本となりました。 

　　渓口ロープウェイは雪竇山景勝地にあります。雪竇山景勝地は国家級風景名勝区、国家森林公園、国家AAAAA級景勝地、浙江省級文化遺産生態保護区であり、「四明一の山」と呼ばれ、中国の五大仏教名山の一つであり、弥勒菩薩の聖地です。この景勝地は、雪竇古刹と千丈岩瀑布を中心とし、環状に囲まれており、東には五雷、桫椤、東翠諸峰、西には屏風山、南には天馬、翠巒、西南には象鼻峰、石笋峰、乳峰があり、中央は広大な平地で、畔が縦横に走り、景観が美しく、気候が快適で、千丈岩瀑布、妙高台、徐鳧岩絶壁、商量崗林海、三隠潭瀑布などの観光スポットがあります。 

　　ここで北起院は、長年にわたり中国発の索道ブランドの成長を支援し、北起院の発展に注目してくれた皆様に心から感謝の意を表したいと思います。 

　　国機グループの強みを生み出し、国のニーズに応え、中国発のブランドを構築することに取り組んでいる北起索道は、中国の索道業界を代表する企業です。これからも高みを目指し精進してまいります。